院長あいさつ

    出来るだけ抜歯を回避し、御自分の歯で過ごしていただくために

    飯田橋の歯医者、飯田橋サンシャイン歯科の院長あいさつ

    厚生労働省の調査では20歳以上の者では、毎日歯をみがく者の割合は 95%だそうですが、虫歯や歯周病で受診する方は相変わらずいらっしゃいます。
    磨いているようで磨けていないのが実情です。

    当院では出来るだけ抜歯という手段を取りたくありません。
    残せるものなら何とか残すよう頑張りますので治療後は患者さん御本人にも是非頑張っていただきたいと思います。

    とは言っても磨けてないことも多いので定期的な受診でクリーニングを受けていただき御自分の歯を守っていただけると助かります。

     

    院長紹介

    安田 太一

    日本大学歯学部卒。付属病院口腔外科第二講座に在籍していました。
    技術の研鑽を目指し、都内の複数の診療所で勤務、実際の現場を通して治療の総合力を磨きました。
    平成16年より飯田橋サンシャイン歯科の院長として、飯田橋の方々にかわいがってもらっております。

     

    院長メッセージ

    歯医者だって歯を削るのは嫌なんです。
    出来るだけ歯を抜かないように努力してきました。
    保存が厳しいケースでも何とか残すようにしてきたのですが、最近歯周病菌が全身疾患の引き金となるということが盛んに言われるようになりました。
    抜歯しないことが場合によっては患者さんに不利益をもたらすことに。

    虫歯で神経を取り除いたケースでは、しっかりと根管治療を施し、再治療が出来るだけ必要ないようにするのですが、年月を重ねていくと歯が割れてしまうケースが少なからず起こります。
    今度は割れた歯を接着して元に戻すのですが一度割れた所は再度割れる可能性が高いので結局抜歯になることも。

    お互い四苦八苦しながら結局は抜歯になると、そのショックは相当のもの。出来ればこんな苦労はしたくないものです。
    色々考えましたが治療で苦労するより、虫歯や歯周病にならないように労力を割いたほうがよっぽど効率的で且つ患者さんの精神的疲労度も少ないのでは?と思うようになりました。

    患者さんとは出会ったときがスタート、治療を要する歯があっての来院がほとんどです。進んだ治療法や、材料、薬品で機能回復手段は増えました。治療で一定のレベルまで回復させた後は定期的に診療室でチェックをして現状維持を心がけることが患者さんにとっても我々にとっても一番負担の少なくてすむ方法だと思います。

    歯の治療は現状に回復させることは難しいのです。戻っているのは見た目だけで、実は継ぎ接ぎだらけ。暑いもの、冷たいものが口の中に入ってきて詰め物は膨張修復を繰り返します。硬いものを噛んだ衝撃で接着剤が壊れてそこから再度虫歯に、といった具合です。壊れないほうがおかしいのです。

    今まで私も治療のことばかり考えておりました。患者さんだって出来れば診療所には来たくないだろう、早く終わらせてあげようと。ただそれでは結局終わらないんだということがやっと分かって来ました。
    口の中というこんなにも過酷な世界は精密機械と同じで点検、調整、修理なくしては長期間良好な状態を維持することは難しいのです。
    患者さんに理解して頂いて且つ、行動に移してもらうにはこちらサイドも相当の努力が必要ですが、歯を残す努力に比べれば何分の一かで済むはずです。少ない努力で最大の成果をあげられるように努力していく所存です。宜しくお願いします

     

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