親知らずは即抜歯、という訳でないので

   

  1. 抜歯の希望や依頼時に、こちらから一旦待ちましょう!と説得するケースがあるのでちょっと説明しておきたいと思います。

20代女性のケースなんですが、両側上顎第二大臼歯(親知らずの一つ前の奥歯で、出来れば一生使ってもらいたい歯)がかなりの虫歯でした。親知らずが無ければ何とか残す所ですが、ボロボロの奥歯の後ろに綺麗な親知らずが鎮座しています。今回は第二大臼歯(通称7番)を2本抜歯しました。で、現在は7番の所に8番(親知らずの事ですね)が勝手に移動して来て綺麗な7番の如く振る舞っています。まるで矯正治療を受けた如く、言わなければ衛生士さんも分からないと思います。ボロボロの7番を治療して綺麗な8番は抜いて、ひょっとしたら7番は将来割れてしまうとか。そういう結末だったかもしれません。

この患者さんはその後しっかり歯を磨くようになってます。色んな副産物を得られてますね。こういったケースは珍しい事ではありません、度々出くわすので親知らずを抜いてしまう前に慎重に考えることをおすすめします



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